ラテン、サルサ、ブラジル、ボサノバ

ラテン、サルサ、ブラジル、ボサノバ


 唄、楽器のメロディ部分、高音、中音域のパーカッションは普通に遅れないタイミングで、ギターとピアノのコードの刻みはそれよりやや後ろ、BASS と低音の打楽器は、それらに比べて遅れて発音されている。テンポが遅くなれば全体にそれなりにゆったり演奏されるが、BASS と他の楽器の関係は同じである。

スペイン語(ラテン、サルサ)とポルトガル語(ブラジル、ボサノバ)で分けられているが、ブラジルにもクラーべがあるので大きくは同じと考えている。これらの音楽は 2 beat とされている。 2 beat とは記譜上、 1 小節 4分の 4で書かれている時、常に 1 小節を均等に二つに割ることが出来るということである。 4つとか 8つとかには均等に割れても割れなくてもいいのである。つまり、 4 分音符、 8 分音符長さが均等でない時がある。なまりがあるのだ。

この考え方から言えば、ワルツは 1beat である。ワルツは元々ドイツ、オーストリアの民族舞踊音楽で、譜面上 3 拍で書かれている 1 小節の中は 3 つに均等に割れない。なまっているということだ。 3 拍で1かたまりのリズムが繰り返される音楽である。

クラシックにおいても民族舞踊音楽のリズムはなまっている。特に外国人が譜面どおり演奏すればよいというものではない。なまっているというのは演奏者の音のコントロールが甘くぶれているということとは違う。たとえば、 8 分音符が 4 つ連続していて 2 つ目の音が少し前で、微妙に短く、 3 つ目の音が少し後でやや大きくとか、ぶれる方向が決まっていてぶれの幅もコントロールされていなくてはいけない。

音のタイミングを点でとらえられないと、この微妙なコントロールはできない。2014/07

音の先端(アタック)を合わせれば、2つの音が同時に聞こえるかという問題