ピッチ

ピッチについては、±5セント以内にコントロールする。ピッチを下げて演奏する人もいるが、下げ幅はコントロールする。ナマリのある部分は、ナマッた方向にぶれる。

 昔ほどではないが、ピアノは高い音ほど高めに調律されている。これは、メロディが上行していく時は、奏者の精神状態が自然と高揚していくので、物理的に正しいピッチでは、低く聞こえる。それで、その時に正しく聞こえるピッチ(物理的には少し高い)に調律している。これは、他の楽器の演奏や唄でも同じである。曲の中で高いメロディは高めに演奏するのが生きた音楽に繋がる。一番まずいのが高い所でフラットする奏者(歌手)だ。
 この高めに演奏(唄う)した方が良い場合は、あと二つほどあるが、いずれもピッチを±5セント以内にコントロールする力がないと不可能である。
 ビブラート、しゃくり上げ、フォール、ターンもピッチの上げ下げで表現する。フォールにしても、どの高さからどの高さまで下げるのかのコントロールが大事で、ただ下げれば良いというものではない。
 この ±5セント以内のピッチコントロールというのは、オーケストラで言えば、N響クラスの音の事を言っている。
当然アマチュアのオーケストラは無理だろうし、全国優勝のブラスバンドも無理であろう。プロレベルのベーシックである。
 カラオケを唄っている人のピッチの判定をカラオケ本体がするようになった。カラオケのピッチ判定の許容範囲は ±10セント位だろう。もう少しゆるいかも・・・。つまり、基準値より+10,  -10合わせても20セント以内ピッチが収まれば、ピッチが OKとカラオケは判断しているということである。カラオケのピッチ判定が OKなら、ボーカルとして ピッチが OKと言うわけではない。素人のおじさん、おばさんが唄っても、80~90 の点数が出るように大甘に設定されているからだ。素人のおじさんが唄って20点しか出ないようでは商売上困るからである。
 ピッチを良くするには2つの方法しかない。2014/05

” 雪の華 ” を中島美嘉はどう唄っているのか・・・(改)